「犬にぶどうをあげても大丈夫?」と疑問に思ったことはありませんか?結論から言うと、ぶどう(およびレーズン)は犬にとって命に関わる非常に危険な食べ物です。この記事では、犬がぶどうを食べる危険性、なぜ危険なのか、もし食べてしまった場合の対処法について詳しく解説します。


犬にぶどうを与えてはいけない理由
- 急性腎不全を引き起こす
犬がぶどうやレーズンを食べると、原因物質は未解明ですが、急性腎不全を起こすことが報告されています。 - 少量でも命に関わる
体重1kgあたり数粒程度の摂取でも中毒症状を起こす場合があります。少量だから安全、ということはありません。
犬がぶどうを食べたときに起こる症状
- 嘔吐・下痢
- 食欲不振
- ぐったりする・元気がない
- お腹の痛み
- 腎不全(尿が出なくなる、むくむ、けいれん)
犬がぶどうを食べてしまったときの対処法
犬がぶどうやレーズンを食べてしまった場合は、すぐに動物病院に連絡してください。自己判断で様子を見るのは危険です。食べた量や時間、犬の体重をメモして、できるだけ早く獣医師の指示を仰ぎましょう。

飼い主ができる予防策
- ぶどうやレーズンを家の中に置かない、犬の届かない場所に保管する
- レーズン入りのお菓子(パン、クッキーなど)も避ける
- 家族全員で犬に与えてはいけない食材を共有する
まとめ
犬にとってぶどうやレーズンは、少量でも命に関わる危険な食材です。絶対に与えないよう徹底し、もし誤って食べてしまった場合はすぐに動物病院に連絡してください。愛犬の命を守るため、家の中の食べ物管理をしっかり行いましょう。
※この記事は参考情報です。最終的な対応は獣医師の指示に従ってください。