旅行や引っ越し、通院などで犬と一緒に車や電車を利用する場面は意外と多いですよね。 でも犬は、普段と違う環境にストレスを感じやすく、移動中に体調を崩したりパニックを起こすこともあります。 この記事では、犬と車・電車移動をする際の注意点や事前準備、当日のコツ、便利グッズまで詳しく解説します。

犬と移動する前の事前準備
- 健康状態を確認する
体調が悪そうなときは無理に移動させず、獣医師に相談しましょう。
- ケージ・キャリーに慣れさせる
移動当日に初めてキャリーを使うと犬が不安がります。家の中で慣らしておき、安心できる空間にしておきましょう。
- トイレを済ませておく
出発前に散歩させ、排泄を済ませておきましょう。
- 首輪・迷子札・マイクロチップを確認
万が一の脱走・迷子対策は必須です。
お出かけに便利なバックパックタイプのペットキャリーは↓の記事で紹介しています。
車移動のときの注意点
- ・必ずキャリー・ドライブボックスに入れる
車内を自由に歩かせると運転の妨げになるだけでなく、急ブレーキ時に危険です。 - ・エアコンで温度管理する
犬は暑さに弱いので、特に夏場は直射日光を避け、後部座席にも冷風が届くように工夫しましょう。 - ・こまめに休憩を取る
長時間の移動では2〜3時間おきに休憩し、水分補給やトイレをさせます。 - ・絶対に車内に置き去りにしない
夏場は短時間でも車内が高温になり命に関わります。たとえ5分でも置き去りはNGです。

電車移動のときの注意点
- 公共交通機関の規則を確認する
多くの電車ではペットはキャリーバッグに入れる必要があります。サイズ制限(例:長さ70cm以内、重さ10kg以内など)や料金ルールも事前確認を。 - 混雑する時間帯を避ける
通勤ラッシュは犬にとって大きなストレス。なるべく空いている時間を選びましょう。 - 鳴き声・臭い対策をする
キャリー内に犬の好きな毛布やおもちゃを入れ、安心させましょう。必要に応じてペット用消臭スプレーも活用を。 - リードはキャリーの外に出さない
安全面・他の乗客への配慮として、キャリー内でリードもまとめておきましょう。
持っていくと便利なグッズ
- ✅ キャリー・ドライブボックス(犬のサイズに合ったもの)
- ✅ ペット用給水ボトル
- ✅ トイレシート・ビニール袋
- ✅ 犬用おやつ(ご褒美・気分転換用)
- ✅ お気に入りの毛布・おもちゃ(安心感を与える)
- ✅ 予備の首輪・リード

緊急時の対応
- 乗り物酔い
よだれ・吐き気・落ち着きがないなどの症状が出たら、安全な場所に停車して休憩を。必要に応じて獣医師に相談しましょう。 - 脱走・迷子
出入口の開閉時は特に注意を。万が一に備え、迷子札やマイクロチップの情報は最新に。 - 暑さ・熱中症
呼吸が荒くなる・ぐったりするなどの症状があれば、直ちに日陰で休ませ、動物病院へ連絡します。
熱さ対策グッズは↓で紹介しています!
まとめ|安全&快適な移動で犬も飼い主もハッピーに
犬との移動は、ちょっとした工夫と準備でぐっと快適になります。 特に初めての長距離移動では、無理をさせず、犬の様子をよく観察しながら進めましょう。 安全第一で、愛犬との楽しいお出かけを楽しんでくださいね!
※この記事は一般的なガイドです。個々の犬の体調や性格に合わせて適宜調整し、心配な場合は獣医師に相談してください。