【保存版】犬の症状別に見る病気の可能性と対応法|愛犬の異変にすぐ気づくために

「最近うちの子、ちょっと様子がおかしい…?」
そんな時、飼い主さんがいち早く異常に気づいてあげることが愛犬の健康を守るカギになります。
この記事では、よく見られる症状ごとに考えられる病気の可能性と、受診の目安をわかりやすく解説します。


🐶 よくある症状と考えられる病気

1. ごはんを食べない・元気がない

  • 可能性のある病気: 胃腸炎、腎不全、感染症、歯のトラブル、熱中症
  • チェックポイント: 水は飲むか? 便や尿に異常は? 発熱は?
  • 受診目安: 24時間以上食欲不振が続く場合や、ぐったりしている場合は即受診

2. 吐く・下痢をしている

  • 可能性のある病気: 食あたり、寄生虫感染、膵炎、アレルギー、誤飲
  • チェックポイント: 血が混じっていないか? 何度も繰り返すか?
  • 受診目安: 1日以上続く、またはぐったりしている場合は受診

3. 咳をしている・呼吸が苦しそう

  • 可能性のある病気: 気管虚脱、心臓病、肺炎、フィラリア症
  • チェックポイント: 咳のタイミング(夜中・運動後など)、体勢、舌の色
  • 受診目安: 呼吸音がゼーゼーしていたり、浅く早い場合はすぐに受診

4. 目ヤニ・涙が多い

  • 可能性のある病気: 結膜炎、角膜炎、ドライアイ、異物混入
  • チェックポイント: 片目だけか両目か? 目が赤いか? 痛がるか?
  • 受診目安: 目をしょぼしょぼしている、こすっている場合は早めに受診

5. 歩き方がおかしい・足を引きずる

  • 可能性のある病気: 関節炎、脱臼、椎間板ヘルニア、肉球のケガ
  • チェックポイント: 足をかばっている様子、鳴く、片足を上げたまま
  • 受診目安: 継続的に歩き方がおかしい時は、早めに整形系の検査を

6. 皮膚をかゆがる・フケが多い

  • 可能性のある病気: アレルギー性皮膚炎、ノミ・ダニ感染、乾燥、ホルモン異常
  • チェックポイント: 同じ部位を何度もかく、脱毛している、皮膚が赤い
  • 受診目安: 1週間以上続く、赤みやただれがある場合は皮膚科の診察を

🩺 早期発見が命を守る

犬は言葉で不調を伝えることができません。
だからこそ、日常のちょっとした変化に飼い主が気づいてあげることがとても大切です。
「様子見でいいかな?」と思わずに、いつもと違うと感じたら早めに獣医さんに相談してみましょう。


📌まとめ

  • 症状には必ず何かしらのサインが隠れています
  • 行動・食欲・排泄・体温の変化は重要な観察ポイント
  • 気になるときは写真や動画で記録しておくと診察時に役立つ

この記事が「いつもと違うかも…」に気づくきっかけになれば幸いです。
愛犬の健康を守る第一歩は、飼い主さんの「気づく力」です🐾

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